懐かしい友だち
みなさんは「ハックルベリーフレンズ」って言葉をご存知ですか?
ムーンリバーの曲にも出てくるフレーズで、
「昔懐かしい友だち」
「幼なじみの大切な友だち」
という意味があります。
マーク・トウェインの「トムソーヤの冒険」で出てくる自由な少年、ハックルベリー・フィンにも由来しているのでしょう。
10年会わなくても、再開したら子供の頃のように心を通わせることができる、そんな友だち。素敵ですよね。
みなさんにはそんな幼なじみの友だちはいますか?
残念ながら、私はいません。
転勤族で引っ越しが多かったのもあり、幼い頃の友達とは疎遠になってしまいました。
20年ぐらい、いつか会いたいなと思う友だちはいます。かずみちゃん、どうしてるんだろうな…。
でも、私には幼なじみではないですが、とても大切な友だちがいます。
コロナで人間関係が希薄になったこの2年間でしたが、彼女だけはいつも一緒に食事して楽しいことや辛いことを話してお互い励まし合って過ごしました。
最近私はとてもショックなことがあり、どん底まで落ちていたのですが、今日、彼女とランチをして話をじっくり聞いてくれました。
彼女はうんうんと聞いてくれて、優しく、時には厳しくアドバイスをくれます。
色んなことを沢山抱えて潰れそうになっても、いつもやさしく言葉をかけてくれる、そんな友だちです。
私たちの関係は言わば、赤毛のアンとダイアナみたいな感じ。
おばはんなのにこんなんゆうのもなんですけど。
私はまさに落ち着きのないアンのような性格で些細なことにも人一倍感じやすく、そのせいで今までの人生、色々と大変な思いをしてきました。
その点、彼女はダイアナのように冷静沈着で優しい。バランスが取れてるんでしょうね。
そんな普段冷静な友だちもほんとうに辛いときは私には弱みを見せてくれたり泣いたり笑ったり。
彼女とは知り合ってまだ10年だけど、まるで幼なじみといるようないつもリラックした気持ちになれます。
友だちの数は少ないけれど、困ったときに本気で助け合える、心から信頼できる友人にめぐり会えて私は本当に幸せだなと思います。
She is my hucleberry friend.
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